ドキドキ!プリキュア 第7話 『ギリギリの戦い!さらば、プリキュア!!』

見所の多い回でした。アバンから雰囲気や演出、作画も良かったですね。
マナの、みんなとはぐれて心配そうな表情、六花、ありすを見つけて二人を抱き締めたとき一瞬見せた表情。
5話のスタジオのシーンで、ありすと六花の会話が途切れてしまうシーン(「この後どうするの」の後)もそうですが、言葉以外で人間性をや人間関係を表すの描写は大好きです(笑)
人物像に厚みが増しますねぇ。

あと、前回や、劇場版オールスターズ等、他の方が脚本を担当した話でのマナは、天真爛漫、直情的な面が強くなる印象があります。
洞察力や知恵に長けているのがマナの特色のハズなんですが、山口さん以外の人が脚本した時は、今までのプリキュア(主人公側、いわゆるブラック家族)のイメージに引っ張られている感じがあります。

今までの…とは書いたんですが、過去にも洞察力のある主役や、それに準ずるキャラクタはいたんですけどね。咲や響、厳密には主役ではないですが、えりかとか。ブラック家族の中でも、ピンク髪系の影響が強い感じ。

成田良美脚本だった8話でも同じように感じたので、少し触れたいと思います。

7話に話を戻すと、完全にジコチューの配下に置かれてしまったトランプ王国の、荒廃した感じが良かったですね。
自ら戦うアン王女の凛々しさにも惚れぼれしてしまいます(笑)

また、平和な時代、アンとソードの良好な交友関係が描かれていたので、ソード=真琴が取り戻したい世界と、その気持に共感してしまいます。
絵的にも美しく描かれていましたしね。
アン王女の衣装に使われている青が凄くいいですね。気品を感じる色合です。

対するジコチュートリオのベールも用意周到でしたね。
最終的に敗北してしまったので「小物感が漂ってきた」とか言われてますがw、二重三重に念を入れた策が破られたので狼狽しても仕方ない感じはあります。
魔法の鏡を割られた後、ベールと直接バトル。
マナにしてみれば幹部2人をあしらった事があったし、プリキュアが4人揃ったので充分に勝算ありと踏んだのでしょう。
ベールにどう言うことを聞かせるつもりだったのか判りませんが、これまでのシリーズだとピンチに陥った幹部は瞬間移動することが多かったので、しがみついてでも帰る気だったんでしょうか(笑)

そこで取り逃がしても、ジコチュートリオはトランプ王国に帰ってこざるを得ない状況なので、チャンスはまだあったと思いますが。
※キングジコチューがいる本拠地だし、マナ達がジコチューを浄化しまくって形だけ王国を復活させる事ができる筈なので。

最終的に、魔法の鏡の破片で帰ってしまいましたが。
ベールと戦った意味が薄れる、という意味で賛否両論のあるところですが、個人的には、自分の作戦に固執せずに安全性の高い帰還方法をとっさに選択できたマナならではの判断、としたいところです。

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