動物戦隊ジュウオウジャー 最終回【地球は我が家さ】

一年間、安定した面白さを保っていましたね。
仲間との絆や心理描写を重きにおいていた事と、変身前から強いジュウマンが大半だったこと、
また、心理的に安定したメンバーが多かったせいか、極度の危機に陥りにくかった印象です。
強敵が出てきても、視聴者的には安心感がありました。

シリーズ後半になっても、デスガリアンはジューマンワールドの事を認識しておらず、ジューマンワールド、人間、デスガリアンの3つの陣営がある事は消化不良なんじゃないかと思ってましたが、最終回でそれは大和たちの、デスガリアン襲来という困難を乗り越えた先の、自分たちの目標であるという展開には感心してしまいましたねぇ。

エピソード的な節目や、クライマックスでのカタルシスはやや弱かったようにも思いますが、ドラマやアクションで非常に楽しめました。
個人的には第32話「心は裏表」が特に印象的で、デスガリアンのオモテウリャーの術中にハマって、お互いのネガティブな内心を(誇張して)暴露し合った後、大和、アム、セラが気まずそうにしながらも関係性を維持しているのを見て、
ああ、なんて大人なんだと(笑)

大人なので、映画のニンニンジャーvsジュウオウジャーでは、大和たちが振り回されていましたが、既に放送開始したキュウレンジャーを見た感じでは、来年の映画でも大和たちは頭を抱えることになりそうですね。

最終回は迎えてしまいましたが、この後のVシネマ「帰ってきた動物戦隊ジュウオウジャー」や来年のVS映画での再会を心待ちにしたいと思います。

 

 

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