特命戦隊ゴーバスターズ 第37話『黒と白の花嫁』

ウサダ、黒騎司令、リュウジの性格が、前回のバディロイド3人と同様に幼くなっていたのは確かなんですが、森下やヒロムが客観的だった事もあってか、そこらへんはあまり苦にならず見ることが出来ました。

というか、エスケープのメサイヤに対する執着や、エンターに対する確執がドラマに緊張感を持たせてくれましたし、やっぱり、エスケープが出てくる時のアクションは良いです(バスターズ側も含めて)!
黒いウェディングドレスもカッコイイ。

エスケープ強化形態のエスケープ・エボルブや、今回のメタロイド“ティアラロイド”のデザインも気合が入ってましたね。
予告で強化エスケープを見ていた時は、今後は全部これか…と危惧してたのですが、元に戻って良かったです(笑)

今回のメタロイドのモチーフは“ティアラ”でした。
時折、男の子向け番組ではヒーロー側のモチーフや美意識となっている事が、プリキュアでは敵側に使われている事があるのですが、その逆をやっているようで面白かったです(笑)
しかし、豊崎愛生ボイスで「お姉さま!」とか言ってても、エスケープに語りかけた時はメサイヤ自身の低い声だったりするのは、なんとなく、ゲイバーに務めるお父さんが娘に語りかけてるコメディ系のファミリードラマみたいで…(笑)
いや、ここは良いシーンだったし、重要な場面だと思うんですけどね。

メサイヤに対する、エスケープの執着の理由については多くは語られていませんが(不要という判断なのかも)、その湧き上がる感情を見てヨーコが思い直す…というドラマに組み込まれると、俄然、説得力が増しますねー。

メカ戦もタテガミライオーのバイク形態・・・というより、後ろ2輪のトライクなのですが、ギャップを超えるときや、コーナリングの際に細かくリアのスイングアームが上下している芸コマぶりで見ごたえありました。
形態によっては余りマシンが出るバスターマシンですが、今回のように2面作戦だと有効に機能しますよね。
多分、そういう意図でデザインされたと思われる、バスターマシンの面目躍如です。

あと、先生役が仮面ライダーWの加頭順を演じた、コン・テユだったのは驚き。
事前情報が無かったら絶対わからなかったと思うほど、印象が違いましたねぇ。

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